ゲーセンミュージアムとは
台風が迫る中、レンタカーで名古屋まで行ってきた。
愛知県犬山市にあった「日本ゲーム博物館」(現在は休止中)が中心となって運営していたようだ。
ラインナップにはかなり期待できそう!!
写真とか動画とか
全体的に
館内は家族連れやカップルが多く、レトロゲームマニアみたいな人は1割くらい?
思っていたよりファミリー層に刺さっていたようだ。
子供たちが60年代のエレメカを楽しんでいたのはけっこう新鮮。
テーマとしては「ゲームセンター(遊技場)の変遷」ということで、以下の4部構成
- 特別な遊び場(縁日や屋上遊園地)
- アーケードゲームのはじまり(エレメカ、ピンボール、70's~80'sビデオゲーム、自販機)
- ゲームセンターの時代(80's以降の大型筐体ビデオゲーム)
- 協力、対戦(格ゲーやぷよぷよ)
特別な遊び場(縁日や屋上遊園地)
年代不明のスマートボールや、屋上遊園地にありそうなホープ社の機関車(1983)
お子さんに付き合って無限列車してるお父さん。
ナムコ(中村製作所)も屋上遊園地に設置した自動木馬から歴史を始めたりしているので、日本において機械仕掛けの遊技場の発端は屋上遊園地にあったり(要出典)
これが入場口の前にいきなり展示されていたので、ヤバすぎる。
アーケードゲームのはじまり(エレメカ、ピンボール、70's~80'sビデオゲーム、自販機)
謎の巨大人力インベーダーとパックマン
実際にスタッフが敵になって動いてくれるので、客は弾をぶつけたりエサを集めたりする。
...正直当日は意味がわからなかったが、今になって考えると...
これで遊んだ子供たちが直後にテーブル筐体でそれぞれの原作に触れるわけだが、もしかしたら子供にはリアルでシチュエーションを先に体験させた方が、原作のモチーフが理解しやすいのかもしれない。記号的過ぎてメカニクスが理解できない可能性もあるし。
関西精機『ミニドライブ2』(1976)
言わずと知れた名作。
『2』だったらしい。
初代はお台場にあった気がする
セガ『ガンファイト』(1969)
荒野でミニチュアを動かして、銃を撃ちあう。
遮蔽に隠れたりする要素はあるが、ヒット判定を人間が認知するのはかなり難しい。
判定をデジタルに変換していないので、その意味でリアルかも。
ゴットリーブ『チャレンジャー』(1971)
対戦型ピンボール
攻守交替制で、守備側に筐体全体がガタンと傾く!
某ファミコンゲームではない
バリー『PLAYBOY』(1978)
某雑誌をモチーフにしたピンボール
ウンチクをたれながらプレイする私。ミカドで鍛えたフリッパーさばき。
ミッドウェイ『Whirly Bird』(1969)
いかにも60年代なエレメカ
操縦桿でヘリを操作し、電球が光った金属棒にうまく電極を接触させる。
模型エレメカはなんか好き。アナログの現前性がある。
関西精機『ミラー25』(1970's)
鏡越しに数字順に素早くボタンを押す。地頭がよくないとできない。
ハーフミラーが使われた筐体は無条件で好き。
ゲームセンターの時代(80's以降の大型筐体ビデオゲーム)
第一部で時間を食いすぎて、ここから先はあまり長く見れなかった
セガ体感筐体四天王のうち3つ
セガ体感筐体四天王の『アフターバーナーⅡ』『アウトラン』『ハングオン』が勢ぞろい。スペハリがいなくて残念。
やっぱハングオンはこの筐体が一番いいね。プレイするのは「GAME ON」以来かも。
手の平痛くなるけど
ガンシューティングコーナー
ナムコの『クイック&クラッシュ』(1999)は、最後の陶器のターゲットを撃つと本当に木端微塵に割れたような演出が入ってすごかった。
私が撮った動画じゃないけど、こんな感じ↓
とにかくデカい筐体
ナムコの『ラピッドリバー』(1997)と『プロップサイクル』(1996)
時間なくてプレイできなかった。
どちらも幼少期にお台場でプレイした記憶がある。
余談だが、私は実際のスポーツラフティング経験者で、その状態で改めてプレイしたかった感はある
協力、対戦(格ゲーやぷよぷよ)
大画面に映し出されるセガ『バーチャファイター2』(1994)
地蔵立ち見ギャラリーができていたので、ちゃんとゲーセン文化の展示にはなっていた
以上。
久々の大規模なゲーム展覧会だったので楽しかった。
ちなみに名古屋には西尾市にも「天野ゲーム博物館」というのがある。
こっちは昔行ったことがあって、こちらもスゴかった
※HPに映っている綺麗な建物は全然関係ない